緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇がその病因の一つと言われています。近年、大規模な疫学調査が行われ、40歳以上の日本人の6%近くが緑内障に罹患していることがわかりました。これは日本では約400万人の方が緑内障ということになり、ありふれた病気といえます。
緑内障の症状
- 視野が一部欠ける
- 視力がかすむ
- 目の充血がつづく
- 光が眩しく感じる
上記のような症状があれば、お早めに眼科へ受診ください。
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明に至ることもあります。症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきます。
しかし、その進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀なので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。緑内障は中高年の方に起こる代表的な病気のひとつです。症状がない場合でも、定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。