黄斑疾患|奥田眼科|学園前診療所|奈良市にある眼科

所在地
〒631-0036 奈良市学園北1丁目1-1-402 ル・シエル学園前4F
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0742-41-0026

黄斑疾患

加齢黄斑変性について

加齢黄斑変性症状

加齢黄斑変性症とは、物を見る時に最も重要な器官である「黄斑」の機能が加齢などの原因によって障害される病気です。黄斑(部)というのは、眼底(網膜)の中心に位置する場所のことで物を見る中心となっています。

加齢黄斑変性は、放置すると光を感じることはできますが、視野の中心に視力障害をきたす「社会的失明」という、失明を引き起こす可能性が高いです。また、加齢黄斑変性は年をとれば誰にでも起こりうる目の病気ですが、喫煙・肥満・強い日光は発症のリスクを高めるとされています。

このような症状があればお気軽にご相談ください

  • 変視症ものがゆがんで見える
  • 色覚異常色の区別がつきにくい
  • 中心暗点見ているものの中心が暗い・欠けて見えない
  • 視力低下見たいものがはっきり見えない

加齢黄斑変性の主な症状は、ゆがんで見える、視野の中心が暗くなったり欠けたりする、色がわからなくなる、見たいものがはっきり見えなくなるなどの症状が挙げられます。上記のような症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

加齢黄斑変性の予防

バランスのいい
食事を心がける

ほうれん草など緑黄色野菜に多く含まれているルテインという成分の摂取量が少ないと、加齢黄斑変性を発症しやすいと指摘されています。目や身体全体の健康維持のためにも、普段から緑黄色野菜を十分にとって、バランスのとれた食生活を心掛けてください。

タバコを控える

多くの研究結果で、喫煙は加齢黄斑変性の危険因子となることが明らかにされています。喫煙している方は、禁煙を強く勧められています。

サングラスなどで
日光から目を守る

太陽光の青色光は、黄斑の老化に関係するといわれています。そのため、屋外では帽子を被り、サングラスなどで目を守ってください。また、パソコンやテレビなどの青色光も同様によくないと言われています。長時間のパソコンの使用、テレビの鑑賞は控えてください。

加齢黄斑変性の治療

加齢黄斑変性の治療イメージ

レーザー光凝固術、手術的治療、光線力学療法(PDT)等があります。その他には、放射線療法等もあります。また、光線力学療法(PDT)は、光感受性物質を静脈内に投与してから黄斑部に弱いレーザーを当てることで、黄斑部の網膜を傷つけずに新生血管のみを閉塞させるという治療です。症状によって治療方針が異なりますので、まずはしっかりと検査を受けることをお勧めします。

治療の流れ

1

問診

患者さまの過去の病歴や、現在の症状をしっかりとお伺いし、一人ひとりの患者さまに合わせた最適な治療をご提案いたします。

2

診察

画像検査、細隙灯顕微鏡、眼底検査などの診察を行います。

3

治療方針の相談

診察結果を、患者さまに分かりやすくご説明させていただきます。奥田眼科では、患者さまにご納得いただいた上で治療を行いますので、少しでも不安なことなどあればお気軽にご相談ください。

4

経過観察/硝子体内注射治療のご予約

経過観察をしながら生活習慣の改善を行います。同時に硝子体内注射治療のご予約をとっていただきます。(経過観察で改善された場合、硝子体内注射治療は行いません)

5

硝子体内注射治療

ご予約いただいたお日にちに硝子体内注射治療を行います。

黄斑円孔について

黄斑円孔とは、網膜の中心である黄斑に穴が開いてしまう病気のことです。黄斑に穴が開くと、当然そこだけ見えなくなるので、物や景色を見ようとした時に、中心だけ見えないなどの症状が出てきます。

このような症状があればお気軽にご相談ください

  • 物が見えにくい
  • 視界がゆがむ
  • 視界の中心部分が見えない

治療の流れ

1

問診

患者さまの過去の病歴や、現在の症状をしっかりとお伺いし、一人ひとりの患者さまに合わせた最適な治療をご提案いたします。

2

診察

画像検査、細隙灯顕微鏡、眼底検査などの診察を行います。

3

治療方針の相談

診察結果を、患者さまに分かりやすくご説明させていただきます。奥田眼科では、患者さまにご納得いただいた上で治療を行いますので、少しでも不安なことなどあればお気軽にご相談ください。

4

硝子体手術のご予約

「硝子体手術のみ」行うか、「硝子体手術+白内障手術」を行うかは、患者さまにより異なりますので、STEP3の時に詳しくご説明させていただければと思います。
※緊急を伴う場合はそのまま手術を行う場合もございます

5

手術

ご予約いただいたお日にちに手術を行います。

黄斑上膜について

黄斑上膜とは、加齢などにより網膜(黄斑部)の上に膜が張ってしまう病気です。
目の底には、カメラのフィルムに相当する部分があります。そのフィルムに相当するものが網膜です。網膜には、物体を鮮明に写し出す非常に重要な部位があります。それを黄斑といいます。その大切な黄斑の前に、膜が張る病気を黄斑上膜と呼びます。この膜が収縮することにより、物がゆがんで見える場合もあります。黄斑上膜を放っておくと、視力の低下やゆがみがひどくなりますので、早めの治療が重要となります。

このような症状があればお気軽にご相談ください

  • 物がゆがんで見える
  • 実物より物が大きく見える
  • 視野がかすむ

治療の流れ

1

問診

患者さまの過去の病歴や、現在の症状をしっかりとお伺いし、一人ひとりの患者さまに合わせた最適な治療をご提案いたします。

2

診察

画像検査、細隙灯顕微鏡、眼底検査などの診察を行います。

3

治療方針の相談

診察結果を、患者さまに分かりやすくご説明させていただきます。奥田眼科では、患者さまにご納得いただいた上で治療を行いますので、少しでも不安なことなどあればお気軽にご相談ください。

4

経過観察/硝子体手術のご予約

まずは、経過観察を行います。その後経過を見ながら手術を行うかどうか、ご相談しながら決めていきます。「硝子体手術のみ」行うか、「硝子体手術+白内障手術」を行うかは、患者さまにより異なりますので、経過を見ながらご相談時に詳しくご説明させていただければと思います。
※緊急を伴う場合はそのまま手術を行う場合もございます

5

手術

ご予約いただいたお日にちに手術を行います。

黄斑円孔・黄斑上膜の治療

奥田眼科では、黄斑円孔・黄斑上膜の治療として「硝子体手術」を行っております。

硝子体手術に関して

硝子体という透明なゼリー状の組織が目の中にはあります。硝子体や網膜に異常が生じると、様々な症状が起こります。硝子体手術は、異常のある硝子体を切除し網膜の機能を回復させる治療となります。