ものもらい・霰粒腫|奥田眼科|学園前診療所|奈良市にある眼科

所在地
〒631-0036 奈良市学園北1丁目1-1-402 ル・シエル学園前4F
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ものもらい・霰粒腫

ものもらい(麦粒腫)

ものもらいイメージ

「ものもらい」は昔からよく知られた病気で、「めばちこ」と呼ぶ地方もあります。医学的な名称は、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と言います。まぶたの縁にあって脂を分泌するマイボーム腺や、まつげの根元に細菌が感染し炎症を起こしています。まぶたの赤い腫れ、軽いかゆみ、まばたきの際の痛みがあるなどの症状があります。原因となる細菌は、主に皮膚や粘膜に常在している黄色ブドウ球菌などで、免疫力が落ちている時に感染しやすいです。悪化すると化膿してしまうこともあります。

当院の治療

抗生剤の点眼薬や軟膏、内服薬を使って治療します。数日で症状が改善し始め、1~2週間で治ります。症状がなくなっても、医師に指示された期間は必ず点眼や内服を続けてください。化膿して膿が溜まっている場合には、切開して膿を出すこともあります。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

霰粒腫イメージ

霰粒腫はよく麦粒腫と混同されがちですが、別の病気です。地域によっては「めいぼ」や「めぼ」と呼ばれています。こちらは脂を分泌するするマイボーム腺がつまってしまい、まぶたの中に分泌物がたまりしこりのような塊ができる病気です。症状としては、まぶたの腫れ、異物感がありますが、基本的に痛みや赤みがでることはありませんが、細菌に感染している場合は痛みを伴います。

当院の治療

しこりが小さい場合は、時間がたつと自然に治まることもあります。細菌が感染して炎症を起こしている急性霰粒腫の場合は、抗生物質やステロイド剤を服用し消炎をはかります。しこりが大きい場合は切開してしこりを取り出します。切開も当院で対応しております。